Wednesday, September 14, 2005

ポテ様について

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我家のポテト様が、トリミングなさいました。
ポテ様は英国の猟犬でございまして、それはそれは活発なお嬢様です。
ポテ様の幼少期なんて言いますと、そりゃあもう大変なやんちゃぶりで、自ら棒に当たってアゴをはずされたり、溝を飛び越えようと挑戦なさっては、溝の壁にぶつかられたり、私としましてはハラハラドキドキさせられましたわ。

そんなポテ様なんでござんすけど、お住まいは荒川の土手の目の前にあります、私の父の持つ工場でございます。朝夕二回、土手を散歩なさいますのよ。

私も、なにせプータローでござんしょ?台本も書き終えたので、羽を伸ばしに久しぶりにポテ様の散歩へお供させていただきましたの。
まだまだ日差しが厳しく感じられましたけれど、虫の音が秋の到来を予感させますのね。すっかり土手の緑も背が高くなっておりまして、風が吹くと緑の小波が本当に美しく目に留まりますわ。ポテ様も上機嫌でピョコンピョコンと緑の中を飛び回っておりましてね、その長いお耳がまるでダンボちゃんのように上下する姿は本当に愛らしいのでございます。

ええ、ポテ様のお姿はそれはそれは麗しく、知的かつ力強いんでございます。
趣味はモグラの穴掘りでいらして、それはもう一心不乱に穴を掘られますのよ。
今日も、ポテ様穴を見つけられたようで、私の存在などポテ様の穴に比べましたら本当に小さなものなんでございますの。
ポテ様のお名前を何度お呼びしても、こちらには戻ってきていただけず、私も人でありますから、少しばかり傷ついてしまいましたわ。
どこにポテ様がいらっしゃるのか、ポテ様よりもぐ~んと伸びてしまった緑が豊かに茂っている中では見当もつかず、私あきらめて先に帰らせていただきました。
今先ほど、母から電話を頂戴しまして、ポテ様がお戻りになったと聞きました。それを聞いて、ほっと胸をなでおろしたところでございます。

ポテ様、ニャンコ様方でも、名前を呼べばお返事いたしますわよ。
ちょっとお遊びが過ぎましてよ。
いつの日か、共に歩きながら、いえ、引っ張るのではなく、散歩をさせて頂けることを私、切望しております。
しかし、本日の土手は本当に美しかったですわ。
お写真撮りましたので、ご覧あそばせ。

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