Sunday, March 23, 2008

やればできないこともないのよ

昨日はネットにかじりつき。
なんでかってーと、コペンハーゲンまでの安いチケットを見つけるためでした。

今回会いに行くお友達はスウェーデンのマルメというところに住んでいて、
ストックホルムよりもコペンハーゲンの方が近いそうです。
なので、デンマークへも行っちゃいます。
それと、寝台列車に乗ってベルリンへも行ってきます。
寝台列車は私の夢であります。

そしてついに、いろいろ比較検討した結果、スカンジナビア航空に決定!
直行便で行けるし楽ちんです。

飛行機は見るのは好きだけど、乗るのは生きた心地がしないので苦手ですが、
なるべく快適に退屈しないように過ごせるようにがんばりまっす。

6年ぶりのヨーロッパ。
帰国の前日が夏至祭らしく、スウェーデンの伝統料理をいただけるそうです。
それもまた楽しみ☆


昨日はそんなこんなで一日中PCとにらめっこだったので、
今日はアクティブに。

お風呂まで掃除して、洗濯して、久しぶりに料理らしい料理なんかも作ってみました。
夜はご馳走が待っていたのでコムライスのパクチー大目。
なかなか美味。やればできるじゃないのと自我自賛。わーいわーい。

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しばしぼんやりした後、北浦和の近代美術館へ「熊谷守一展」を見に行きました。
本日はですね、この後美術館から少し歩いたところにある
お料理屋さんを予約してましたので、チーチとハーハも一緒に展示を見ました。

私は熊谷守一さんを今まで知らなかったのだけど、
チラシに載っているキンケ鳥の色がとてもきれいだったので、
「どれどれ、地元の美術館だし見てみるか」と行ったんです。

そしたら想像以上に勉強になりました。
『天与の色彩 究極のかたち』という副題のついた展示会だったけども、
その名の通りでした。

色使いがなんとも斬新かつきれいでおしゃれ。
熊谷守一の絵ははっきりと縁取りを描くのが画風なんだけど、
その大胆さが私のツボでした。
仕事で迷った時に参考にしようと思います。

それで、この熊谷さん。色や形もツボですが、
言う事もこれまたツボなんですね。

この方、日常のちょっとしたことを観察するのがとても好きな人だったらしく
虫やら草やらいろんなものをものすごーくよく見ているんです。
石ころ一つ一日眺めていても飽きる事がない。そんな人だったそうです。

作品の一つに蟻の絵があるのだけど、
熊谷氏曰く『蟻が歩き出す時最初の一歩は二つ目の足から踏み出す』とのこと。
どこまでよーくみてるんだと感心してしまいます。

また、インタビュアーが熊谷氏に「一人で退屈しないですか?」
というような質問をしたところ、熊谷氏は、
「一人のときは自分と会話しているので忙しいです。」だそうです。
何かものを触ったら「これは熱いな」とか「これは冷たいな」とか
「だんだん冷めてきたな」とかちょっとしたことを自分と話している。
だから、暇そうに見えて実は忙しい。

「欲なし。夢なし。退屈なし。そうやって長生きしたい」みたいなことも言っていました。

う~ん。なんだかとても気になる人が出現してしまいました。
豊島区に美術館があるようなので今度出かけてみようと思います。

そして、絵を見たらご馳走であります。

政治家の住んでいた家を料理屋にしている『二木屋』という所へ行ってきました。
母が子ども会の集まりで奥様方と一度来たことがあって、
二木屋のビールのうまさに感動したそうです。

備前焼のグラスに注がれたビールは泡のキメが細かくて
ぬるくなりにくいそうですよ。

備前焼の花瓶にお花を活けると水が腐りにくく普通の花瓶に活けるより
倍は長持ちするとかしないとか。

お料理ももちろんおいしくて、どれをとっても手が込んでいる。
今は三月だから、周りにはお雛様が飾ってあり、
お皿もお雛様とお内裏様、そして雪洞(ぼんぼり)のキャンドル付きなど、
器も楽しかったです。写真は五人ばやしにちなんで五色の小皿料理。
味は甘、辛、苦、酢、塩となってます。

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あああああああ。おいしかったなぁ。

ゆっくりとちょっとずついただくこの贅沢。
たまにはいいものですね。

ではでは、寝まっす。

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