Monday, September 19, 2005

思い起こす

今日は、いろんな人に会いました。
なんと、偶然英語学校の先生にも駅でばったり会いました。
そうだった、先生埼玉に引っ越してきたんですよね。
ようこそ、いらっしゃいまし、埼玉へ。

今日はですね、高校時代からすごくお世話になっている先生のファミリーコンサートでした。
先生は社会科の先生でありながら音楽部の顧問でもあり、私にルネサンスの音楽を教えてくれた人です。クレマンで歌っていた時には、煮詰まってしまうといつも絶妙のタイミングで鋭いアドバイスをくれて、目を開かせてくれる人で、「高校時代の先生」と一言で片付けてしまうことのできない、大切な先生です。
あ、お酒を教えてくれたのも先生だったな。

先生の家は音楽一家で、奥さんも合唱団を持っているし、ご自身でも歌われる方です。先生の娘さんは音大出身で、私が音大受験したいと言っていた時に、それはそれはお世話になりました。いつもビシバシ!っとレッスンしてくださるキュートで厳しい方です。

そんな音楽一家の先生も、ファミリーコンサートというのは今回が初めてで、私は受付をお手伝いしました。
いや~、すごかった。人徳というやつです、これが。
用意したパンフレットは全部なくなり、急遽コピーを取って対応、立ち見が出るほどの大盛況。
私はスピーカー越しに流れてくる音楽を聴くことしかできなかったけれど、ステージは本当にいい雰囲気で終わったようです。拍手の質が違ったというのは、「本当に温かい拍手だった。」と言っていた歌い手の言葉から分かります。

このコンサートで、懐かしい人たちにたくさん会いました。
何年ぶりだろう。きれいになった後輩達や、相変わらずな世界史の先生。
思い出しちゃったな、高校時代を。
なんだかね、あの頃は外国語科の一期生になりたくて、ずいぶん背伸びしてまぐれで入った学校だったから、勉強について行けず、部活だけが心の支えでしたよ。
「○○は、歌うたってくれたら赤点つけないでいてやるよ。」と言われてましたよ。
成績表は「2」ばかりで、楽しみといえば「高田やのパン」。
パンと部活がなかったら、学校辞めていたんじゃないかと思います。

でも、部活だけはがんばっていたから、いまだにコンサートがあると足を運んでくれる先生がいたりして、そういう先生ってあんなにできの悪かった私の事も覚えていてくれてるんですよね。
がんばることとか、人を大切にすることとかって、音楽から私は学んできているなって思います。まーちゃんとこうやって毎日おもしろおかしく暮らせるのも、音楽があったからです。

やっぱり、基本は音楽です。

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