良い子の日

五月五日は良い子の日。
二番目の兄、良君の誕生日です。ななんと三十路突入記念日！！
信じられない・・・。うそだ、うそだ。

さて、今日もいい天気でしたね。
Ｔシャツでブイブイ言わせてチャリンコこいで実家に行きました。
懐かしい人に会いに。

約2年ぶりにいとこのユミちゃんに会いました。
だんなさんの仕事でマイアミに住んでいて、今一時帰国しているんです。
「みーちゃんは変わらないね～」って言ってるユミちゃんこそ変わってないですから。
ってことで、本日の良い子の日の参加者は、父サブロー、母キミニャ、兄良君、その娘さくら、母の兄練馬のおじさん、その娘ユミちゃん、そして私。

昼からビールを飲んで、母手作りのちらし寿司をたらふくいただきました。
おじさんが大豆とベーコンを炒めたものを作ってくれました。うみゃい。
私とおじさんはなにげに旅仲間で、大学時代には二人で沖縄へ行き、波照間島で流れ星を見た仲です。去年はキャンプへ連れて行ってもらって混浴風呂まで入ってしまったよ。てへ。
昔のおじさんは職人気質（帯に模様を描く仕事をしています）のそりゃもう怖いオーラをだしていて何か話をした記憶など皆無です。でも、今は仲良し。

おじさんの娘のユミちゃんは私の憧れの人。
とてもバランスのよい、しなやかで優しい人です。そしておもしろい。生活関係の雑誌の仕事をしていたってのもあるんだろうけど、アンテナの張り方がとても心地よい。
そうだ、心地よい人なんです。

なんだか、この家族を見ていると不思議な気持ちになります。おじさんの家の隣がかつて祖父母が住んでいた家っていうこともあると思います。
祖父もおじさんも職人だから仕事上の衝突もあったらしく、子供心にその緊張は感じ取っていて、ひたすら私はサザエさんと世界名作アニメが始まる時間になるのを待っていたように思います。

でも、気がつくと緊張した面持ちのおじさんはいつの間にかいなくなり、おじさん一家はそれぞれ自分たちのできる範囲での自由を満喫していました。

今日もバイクで二人乗りして手を振る彼らを見て、果たして私とサブローもああいう関係になれるのかしら？と疑問に思ったりしました。自分たちなりの自然なかたちを見つけることができるかしら？と。

壁にはじいちゃんがあんちゃんと良君のために描いた風神様の絵。怖い印象だったおじいちゃんだったけど、そこにあるのは孫への温かいまなざしでした。

みんないろいろ、みんなそれぞれだけど、みんな良い子だなと思う今日は子供の日でした。