Hukkle

部屋の電球が切れてしまったので、蝋燭の炎とＰＣの光の中でひっそりと停電の時のちょっとわくわくした気持ちで日記を書いています。

今日は、私の今まで観てきた映画の中でも5本の指に入るくらい意味の分からない映画を観て来ました。
意味の分からない映画にもいろいろあるけど、今回の映画はいい意味で意味不明。楽しい変な夢でも見ているような映画でした。

その名も「Hukkle」。ハンガリー語で「しゃっくり」という意味です。
朝からしゃっくりの止まらないおじいちゃんが冒頭から出てきて、ハンガリーの村の様子が、時には動物たちの視点から、時にはコップの水滴から映し出されているんだけど、この映画台詞ゼロで、どうにもこうにもぶっとんでる。
台詞がないから観客は音と映像に集中せざるおえなくて、日常が音楽になってしまう点では「ダンサーインザダーク」のようでもありました。かなり牧歌的なね。
でもって、実はサスペンス。さりげなく村の男たちが次々と女たちに盛られた毒で殺されていきます。なぜかって？そんなことは知りません。全く分からない。分からな過ぎる・・・。

面白いくらい謎。でも映像がこれまた良いのね。
意味分からなくてもおもしろいから合格。
よい映画でした。
変なものを求めている方にお勧めなんだけど、ＤＶＤとかあるのかも謎。謎だーーーー。
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