４月の終わりと５月のはじめ

いろいろとありすぎて、書くのをサボった分です。

４・３０は、風呂掃除からはじまり、仕事場の友達の住む吉祥寺へ向かう。
お寿司ちゃんは、最近こちらのチームに来てくれた三輪様大好き、
声のセクシーなお姉さん。
ぐ～んと話す機会が増えて、彼女の家へお泊りさせてもらうことになりました。
メンバーはもう二人。
散歩仲間のやまぎーた（こっそり仕事を抜け出して、ぐるっと仕事場の周りを散歩するのが日課です）と、最近転職してしまったけど、なんだか趣味のかぶる、つぼたん。

「カーニバル」で安さにつられてパスタとトマト缶を買い、
空腹を満たすために「ヴィレッジ・ヴァンガード」のハンバーガーを食べる。
私は、メキシコ風ハンバーガー。



サルサソースに、大好きなアボカドがたっぷりはさんであります。こりがうまい！！
夜は後から来たやまぎーたが、お寿司を持ってきてくれました。
幸せな一時であります。
で、この日最大の心を揺らす素敵な出来事が、
お寿司ちゃんの知られざる一面を覗いた事です。
彼女、デザインの勉強をしていたこともあって、とっても絵がうまいんです。
あれこれ作品を見せてもらって、言いようのない感動を覚えました。
あ～、これをここにいる、この人が描いたんだぁ。
何度も絵とお寿司ちゃんを見比べます。
最近、何かを表現するってことに興味があります。
作家の目から見たもの、思考の過程を覗くことがおもしろい。
こんな近くにも、面白い人がいる。私は幸せ者であります。



次の日は、また「カーニバル」へ行って、お弁当を買って、
お寿司ちゃんと二人、井の頭公園へ行きました。
思い思いの人々。
カラスもなんだか陽気に見えます。
Ｍｒ．マリックさんみたいな男性が、腕にオカメインコをのせ、ピンクのキティーちゃんのかごをもう片方の手に持っています。この人とは３度か４度すれ違いました。
みんながオカメインコに注目しているのに、その人は無表情です。
気になります、この方。

本当はもっとゆっくり吉祥寺を散策したかったけれど、寝不足で疲れてしまい、
早めに帰ることにしました。
さて、改札をくぐろうか、というとき、なんとも意外な人から電話をもらいました。
上の兄です。兄から連絡をもらうのは数年ぶり。
話があると言うので、兄の住む中野の家をはじめて訪ねることにしました。
昔は仲良く、「アーニー（兄だから）」と「イモー（妹だから）」と呼び合っていたこともありましたが、今となっては疎遠の兄。
今年に入って奥さんと別れ、仕事にもまれ、世間にもまれ、足なんてルパンも真っ青の細さです。う～ん、相変わらず生気がない・・・。
家族の誰かに会うと、さらに元気がなくなるそうです。（失礼な！）
でもまあ、なんとか生きていて、たまにダーツをしたり安酒をあおっているとのこと。
とても頑固で、マイペースで、とっつきにくい彼（書いてみると私も同じだな・・・）ですが、心は熱く、実はやさしい人なのです。
アーニーに幸あれ。

この日は母からもメールがあり、実家へ帰りました。
母の兄、練馬のおじさんが遊びに来ていました。
おじさんは親戚の中でも、一番近い存在。
名古屋帯の模様師であり、バイク乗りであり、いつもアウトドアしにぴゅぴゅ～っと出かけてしまう６×歳の元気なおじさん。
２人いるおじさんの娘は、一人は沖縄の石垣島へ嫁ぎ、もう一人は２年ほど前に、
だんなさんの仕事の関係でマイアミへ行ってしまった。
奥さんはとっくにもっと遠くへ行ってしまっている。
だからおじさんは普段一人。でも、決して一人の孤独に負けない人だ。
昔はとてもとっつきにくくて、怖い職人の顔をしていたけれど、最近とても穏やか。
私とは一緒に石垣を旅した、旅仲間。
そして、私の大学の卒業論文で大変お世話になった恩師。
人とのかかわりの大切さを生身で教えてくれる、そんな存在です。

今回はおじさん初の海外デビューを果たし、たくさんの土産話を聞かせてくれました。
行き先はもちろんマイアミ。
写真の中には、相変わらず自然なゆみちゃん（おじさんの上の娘）。
そして、その隣には少しアメリカンサイズになっただんなさん。
ディズニーランドへ行ったり、ゴルフをしたり、ボリューム満点のごちそう食べたり、
大満足の旅だったそうです。
今度は私とキャンプへ行く約束をしました。
楽しみな夏。