Wednesday, March 15, 2006

HOTEL RWANDA

わたしたちの上に 太陽はいつ昇るのだろう

今日、学校の友達と「ホテル・ルワンダ」を観て来ました。
こういう内容の重たい映画は最近観る気がしなくて避けていた映画です。でも、心のどこかで観なくてはいけないという思いと、なかなか日本での公開が決まらなかった折に、この映画の上映を望むたくさんの人たちの著名運動をきっかけに公開が決まったことを知って、映画館に足を運ぶ事にしました。

想像した通りです。どっと気分が落ち込んでいます。この疲労感はなかなかぬぐえません。
生身の人間の姿と、生と死を目の当たりにして、映像で見せられる「現実」は、今ここにいることよりもリアルで悲しすぎる事実でした。
生きている事が奇跡となっている世界。本当にあった話です。
そこに倒れて重なっているのは、私の大切な誰かかもしれない。私も何かが鈍って、簡単だよと言って引き金を引く時が来るかもしれない。人はとても弱いから、おかしい事をおかしいと感じ取れなくなることだってある。

わたしたちの上に 太陽はいつ昇るのだろう

エンディングの曲の歌詞です。とても途方もない気持ちになりました。
全ての人の上に太陽が昇るように、切に願って、私は何をするのだろう。

0 Comments:

Post a Comment

<< Home