Wednesday, July 30, 2008

まったく!!

おかげさまで人間不信だよ。

これ以上いやなことが起きませんように。
ほんとに!!

Sunday, July 27, 2008

世の中は

フジロックだそうですが、
あたくしは、お仕事ざんす!

合唱団のチラシ作り。
今年はうちの合唱団が5周年を迎えましてね。
初の単独コンサートです。

イタリアのルネサンス世俗曲でしょ、
フランスのルネサンスもの。
ポップスはABBAやります。たぶんドラム付きで。
そんでもって、ラターの宗教曲集。
全力投球しないと追いつかない、もりもり演奏会です。

私はチラシとチケットとパンフを担当します。
あと、ホームページのリニューアルもしなくちゃ。
今年はお小遣いをいただけるそうなので、
しっかりやらないとなんだけど、
集中力があああああああああああああああああ!

うっかり、別のこと考えちゃったり。
いかん!!
しゅーちゅー。なのです。

11月3日文化の日に、さいたま市の文化センターでやりますよ。
南浦和が最寄り駅ね。
昼過ぎからスタート。
よかったら聴きに来てくださいな。

さあ、集中集中!!

Saturday, July 26, 2008

旅日記 その3:謎のダンシングベイビー

ずい分間が空いてしまったけど、旅日記の続きです。

旅の3日目は、電車の小旅行。
マルメからヘルシンボリーへ電車で上って、
そこから船でデンマークのヘルシンゴーへ。
ヘルシンゴーから電車でコペンハーゲンへ下ったら、
電車でまたマルメまで戻るというぐるっと周遊チケットみたいのがあるんですね。
本当は二日間有効で、途中で1泊することもできるけど、
私たちは1日でどどんとまわろうっていう計画でした。

さあ、旅のはじまりです!
朝ふと目を覚ますとベランダにカモメのジョナサンがいました!
シャッターチャンス!ターニングトルソーとカモメを激写です。



そしたらフレドさんものそのそっと起きてきて、
写真を見せて二人でにんまりしました。



てくてくマルメの駅まで歩いて行きました。
ちょっと歩けば海。
フレドさんの職場の郵便局はこの写真にも少し映ってると思われる、
フレドさんの頭の後ろの茶色の建物です。
家からすぐ海だし、職場も海の近くだから、
フレドさんはカヌーで会社に出勤するのが夢だそうです。
エリコさんは、カヌー置く場所ないんだからやめてちょーだいと言ってたけど、
夢のような話でも、できなくもないなと思いました。



電車は紫の電車。
頭の中のBGMは『世界の車窓から』です。
チャラッチャッチャッチャ チャ~ララ~チャ~ラ♪





マルメからどれくらい乗ったかしら。30分くらいかな。
ヘルシンボリの駅に着きました。
このエスカレーターを上ると船への連絡口があります。



でも、すぐに船には乗らないで、しばしヘルシンボリ見学をしました。
駅の目の前はこんなかんじです。
大きな通りを渡って、建物の間は細い石畳の路地になっています。
ヨーロッパですねー。



てくてく歩いて、二人が連れて行ってくれたのは、
50年代のアメリカをモチーフにしたカフェです。

ジュークボックスやら、なにやら懐かしいものがたくさんありました。
私はそこでバゲットのサンドイッチをいただきました。

でも、エリコさんの頼んだものを見たら、
おー、そっちにすりゃよかった!と後悔!!
巨大なポテトの上にサラダと大量のエビがのっかたものをエリコさんは注文していました。
本当に、本当に大きなポテトで、私もおすそ分けしてもらったら、
と~っても甘くておいしいポテトで大感動でした。
次に来た時は必ずあれを頼みますよ!!
興奮のあまり写真を撮るの忘れましたよ。



腹ごなしにお散歩。
この時は晴天で、教会の三角建物と空がとても印象的でした。
この教会、船乗りのための教会らしく、中には船の飾りがありました。
とても古い教会で、なんだかとても鳥肌がたちました。

人の祈りの力ってすごいものですね。



また、てくてく歩く。
ヘルシンボリの要塞へ行きました。
階段。階段。



なんだか、グレゴリー・コペールの写真の舞台みたいですね。象がにょきっと出てきたりして。

高台なので、振り向くと街と海が見えます。
私は、この風景とても好きです。





要塞の中へ入って、屋上へ行きました。
思ったよりも高くて、サグラダファミリアを思い出しましたよ。
足をガクガクさせながらへっぴり腰でがんばりました。

屋上はすごい風。さすが要塞。遠くまでよく見えます。
しかし、天気が・・・。



今にも降りだしそうな天気。ひとまず駅へ戻ることにしました。
途中、かわいい自転車を発見!
スウェーデンではいろんな自転車を見ることができます。
みんな自転車大好きなのね。
フレドさんも4台持ってるし、電車には自転車持込用のスペースもあります。



さて、駅についたら、フレドさんの同僚のモシモシさんと合流。
「もしもし」が大好きなモシモシさんは、シャイでかわいらしい人です。

さあ、船に乗りましょう!
チケットに☆を入れてもらいました。



そうそう!スウェーデンではアルコール度数の高いお酒は普通のスーパーで買えないそうです。2%とかはあるんだけど、5%くらいになると、国が運営しているお店へ行かなくてはいけないそうですよ。しかもそこは日曜日休みだとか。



だけど、デンマークまでの船の中は免税!ということで、みんなで強いビールをいただきました。7%だったっけな?象の絵が描いてありましたよ。フレドさん家の地下で、ベアビアーと書いた白熊の絵のビールを持っている人がいたけど、動物モチーフにするの好きなのかしらね。

さて、やったー!強いビールだ!と喜んでいたけど、
ずずいとせまって見えるのはデンマークで、あっという間についてしまいました。

ヘルシンゴーについたら、ハムレットの舞台になったお城、クロンボー城を目指します。
と、その道すがらデンマークの王族の船を発見!
わりと小ぶりで地味でしたが、水兵さんたちがずらりと並んでいました。
王族ウォッチャーたちも待ち構えていて、私たちも見物人と化しました。



どうやら皇太子が来るとのことで、15分くらい待ったかしら。
黒い4WD(っていうのかしら)の車がきて、男の人が出てきて、
船の人にあいさつして、中に入っていきました。



そうです。この人が皇太子。自分で車を運転してきましたよ。
ちょっと驚き。階段にいる、小さい方のスーツの人です。
顔は、分かりません・・・。

王族も見れたことだし、クロンボー城へ。
ここ、謎のお城でした。



カモが出迎えてくれまして~。一見ちょっと地味な普通のお城でしょ?

中庭があって、ぐるっとこんな↓感じの建物に囲まれています。



その一角が教会でしてね。その中にはダンシングベイビーが!!











不謹慎とは思いつつも、笑いが止まらず、カメラを持つ手が震えてしまいました。
笑っちゃだめと思いつつこらえ切れなくてエリコさんとお腹かかえてもだえてしまいました。
だって、バランスがちょっと変なんだもの。体がムチムチしてるし。
そして、涙をふいたらお城の中へ。



暗いよー。狭いよー。
ちょっと怖かったです。石が静かだし。
一気に時代がルネサンスへ逆戻り。
・・・と思いきや、現代アートな部屋へたどり着きました。



色んな色のテレビの奥にいるのは、このお城を建てた人・・・と思われます。



威圧感があります。その横に小さな部屋が続いていました。

ヒーローは時代を超えてもヒーローである・・・みたいなことがかっこよく壁に書かれていて、世界のヒーローを紹介していました。

だがしかし!!
これまたエリコさんとお腹をかかえて大爆笑だったんですけどね、
世界のヒーローの中にこんな人が紹介されていましたの。ホントだよ。



三年寝太郎。絵はなつかしの日本昔話ですね。
いや~、驚いた。ダンシングベイビーに続き、いったいこの城はなんなんだ!と。

んー、でもこのあと恐ろしい目にあったのは、やっぱりダンシングベイビーに笑いすぎた罰でしょうか。暗い城の中を歩いていくと、女の人の歌声が聞こえてきたんですよ。なんだろねー、と言いながら音のする方へ歩いていきました。すこし奥まったところから声が聞こえて、そこには小さなステンドグラスと思われる直径5センチくらいの何かが小窓みたいに埋め込まれていて、よく見たら拷問の写真でした。

本当にグロテスクで、それが何なのか理解するまでにしばらく時間がかかってしまいました。
おそるべしクロンボー城。
このお城でもこういうことが行われてきたのかしら。
エリコさんと共にがっくりとしながらお城をあとにしました。

さあ、次は街を見ましょう!
デンマークもこれまたかわいいお家がたくさんでしたよ。



そして、街中にカモメが登場。
追いかける女の子たち。





ぎりぎりまで飛び立たないカモメに、
飛べないのかしらと心配になりましたが、無事に逃げていきました。



やけに立体的な看板(?)もあったりして。かわいいですねー。

途中、大好きな生ハムを一切れ買ったり、ぶらぶら散策しました。
この時期はバラがとてもきれいで、家の色と同じバラを植えている家もあって
散策するのも目に楽しいですね。

しかし、まだコペンハーゲンへも行っていないのにかなーりみんなに疲れが・・・。
とりあえず先へ急ごうってことで駅へ向かいました。
コペンハーゲンの駅で相撲を取る二人。



いえいえ、ストレッチです。

お腹が減って無口になってきたフレドさんとモシモシさんは一足早くバーガーキングへ。
エリコさんと私はスーパーへ。なぜ?ってデンマークと言ったらイルマちゃんだからです。







なんで外国ってパッケージかわいいんだろう。
あれこれ欲しくなっちゃいますね。

腹ごなし中の二人と合流して、目指したのはここ。



アンデルセンも住んでいた古い古いアパートです。
コペンハーゲンと言うと、この色とりどりのアパートを連想する人も多いのでは?



ここからスタートしてぐるっと船のツアーがあるのだけど、
ちょっと到着が遅すぎたようです。あらら。
残念でしたが、ふらふらっと歩いてみました。



新しくできたオペラハウスです。
斬新ですね。男子トイレがかっこいいので隠し撮り。



アップルの偉い人の船。



斜め向かいのオペラハウス。この中にある大きなミラーボールのようなオブジェ、
実はオラファー・エリアソンの作品だったんですねー。何年か前に原美術館へ見に行きましたよ。彼の作品、体験型でとてもおもしろくて前の家ではずっとチラシを壁に飾っていました。次にコペンハーゲンへ行った時はちゃんとこのオペラハウスの中も見ようと思います。



オペラハウスの向かいの王宮。


あの~、なんて言うんですっけ?守る人。



この人が入る赤い小さな家、よーく見るとハートマークがついてるんですよ。
コペンハーゲンのコインにもハートマークがあって、かわいいんです。
王様のマークなのかしら。

この守護兵(?)さん、時々動くんですけど、表情は全くかわらないんですね。
角にくると、足をカツンと鳴らして、向きを変えます。
毎日、毎日、同じ事をやってるのかしら。すごいっすね。

とてもおいしそうだったので、寒かったけどワッフルをソフトクリーム付きで食べました。



うめー。そして、でかい!
モシモシさんなんも巨大アイスをうれしそうに食べていました。
かわいいモシモシさん。



この時すでに夜の9時くらい。
我々クタクタ。
しかも、モシモシさんの仕事は朝がとても早いので帰ることにしました。
吸い込まれそうな電車に乗りました。



外にでるとようやく夕焼け。夜10時。



家に着く頃にはすっかり暗くなっていました。