行ってきました、雑誌『カメラ日和』のプリント講座。
お気に入りの写真をトリミングして、
大きく引き伸ばして思うとおりの表現で仕上げましょうという教室です。
実は、歌の本番と重なっていて、どうしようか最後の最後まで迷っていました。
すでに受講料は戻ってこないし、
こちらのほうが早く予定が決まっていたことだし、
何より講師はとても会ってみたかった人だし、
ということで、講座を優先させてもらいまいた。
本当に楽しみにしていた今日。
一時間前に目が覚めたものの、
落ち着かず家でオロオロ。
そんなこんなしてたらとんだうっかりサザエさん炸裂。
写真教室、しかもあこがれの人が講師だと言うのにカメラを忘れる。
写真のデータも持って行かなかったので、昼休み中に取りに帰る。
決めていた写真データが見付からない。
持って行ったデータがフラッシュメモリで、
ウィルスチェックなど、
富士フィルムの方にものすごおおおおく迷惑をかける。
講座の前もキャンセルするしないで担当者の方をやきもきさせてしまったし・・・。
ド緊張のナーバスさと、サザエさん適失敗の数々で、
少々落ち込み気味のテンションでスタートを切ってしまいました。
しかし、結果的には万々歳でした!
あらためて選んだ写真も大正解。
スウェーデンで撮った写真です。
これはこれで気に入っているけど、
大先生の手にかかったらすさまじい変貌を遂げました。
まずはトリミング。
正方形が好きだから、今回も正方形で引き伸ばしてもらうつもりでしたが、
長方形にパノラマみたくしたほうがよいと提案していただき、
ぐっと違う雰囲気になりました。
確かに、石の並びが強調されるし、女性の歩みの動きが出る。
正方形の写真は時として動きを止めてしまうことがあるそうです。
色も全体を明るくし、草原の色に埋もれていた
女性の赤い服をビビッドにしてもらいました。
引き伸ばした写真は壁に貼ってお互いの作品を発表したんだけど、
嬉しいことにとっても評判がよく、
「どこで撮ったんですか?」「どのカメラを使ってるんですか?」と
思わぬ質問が!嬉しはずかしです。
行くか迷ったけど、参加してよかったです。
写真好きな練馬のおじさんが、
実は撮るよりも自分で現像する方が好きだと言っていたことを思い出しました。
絶対撮るほうが楽しいじゃない!?と思っていたけど、
おじさんの気持ちが少し分かりました。
撮った写真をどう料理するかが楽しい。
今日の大先生も言っていました。
撮った写真は料理の素材。
そこからどんな味にするか、
自分の撮ったものとじっくり向き合うのが大切だそうです。
好きなように、時に大胆に。
あれ?音楽みたいじゃない?と思った
とてもとても夢みたいな1日でした。
これが・・・
こうなった。実物はもっと素敵。
一番上の写真はあこがれの大先生に撮ってもらったもの。